きっぷうりば。

小さなお出掛けから、大きな旅まで。使った切符やチケット、コレクションなどの画像を展示していきます。

No.49 東京都交通局 交通系ICカード チャージ代金領収書・利用履歴(日暮里・舎人ライナー)

先日、No.46の記事では、都営地下鉄浅草線の全駅下車による、交通系ICカードのチャージ代金領収書を紹介しました。
東京都交通局の乗り物は、地下鉄だけではなく、バス・路面電車(都電)と、新交通システムの「日暮里・舎人ライナー」があります。
バスと都電は、もちろんPASMOSuicaの利用は可能ですが、 チャージに関しては、どちらも車内での運転士による対応で行っています。

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先日、日暮里・舎人ライナーに乗る機会があったので、券売機でチャージをしてみました。
用紙の地紋こそ同じですが、色は地下鉄の黄色に対して、こちらは鮮やかな薄緑いろでした。

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地紋をよく見てみると面白いもので、左下から右上にかけて、しっかりと「東京都交通局」の文字が入っています。
また、東京都のロゴマークも入っていますが、現在の「イチョウ」形ではなくて、よく云われる旧「おへそ」形なのも、興味深い点だと思います。
(※この画像だと分かりづらいかもしれません。申し訳ありません。)

No.48 小田急箱根高速バス 自由席回数券

No.26の記事では、同社の乗車券と交通系ICカードの引き去り明細を紹介しました。
以前から持っていたのに、こちらの回数券は紹介が済んでいなかったので、ここで紹介します。

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自由席回数券というのは、一昨年秋に同社で「高速バスネット」による予約が出来るようになった際、登場した券種です。
その名の通り、バスの空席がある場合(補助席利用可能)に限って利用可能であり、予約・座席指定は出来ません。

具体的な発売可能区間は省略しますが、この券種は車内での発売に限られ、同社の関係する窓口などでは、発売していません。
また、乗車券は交通系ICカードによる支払いが可能ですが、自由席回数券については購入が出来ません。

さて、詳しく見てみましょう。

フォーマットとしては、乗車券と似たようなものになっています。
券種名の位置や区間の表示方法、最下部の発売データ(?)などについては、およそ共通です。

一方で、便番号や発売時刻は記載されず、有効期限が分かりやすく表示されるなどの、大きな違いもあります。
そして、5枚綴りのなかでも、5枚目にだけ領収金額が書かれているのも特徴です。

No.47 東京ヤクルトスワローズ 神宮球場 観戦チケット(2017,3,31 vs横浜DeNA/QRチケット)

いよいよ2017年春! プロ野球の公式戦が始まりました。
今年の東京ヤクルトスワローズは、一昨年のリーグ優勝のご褒美(?)として、ホームスタジアムである神宮球場での開幕戦を迎えました。

気合いを入れて、開幕戦に出陣!  …も、当日の天候は雨でした。
試合は行われましたがね。

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今回のチケットは、球団チケット購入サイト「スワチケ」にて予約・クレジット決済し、「QRチケット」で発券しました。
決済時に発行されるQRコードを球場へ持参し、「QRステーション」の端末にかざすと、このようなチケットが発券される仕組みです。

チケットのデザインは、基本的に毎年同じで、透かし模様に入っている西暦年だけが変わっています。
裏面の注意事項は、他の球場で発券されたチケットと、大体同じ内容が書かれています。

表側の「検印欄」は、このシステム導入開始からありましたが、実際に使い始めたのは昨シーズンから。
JRなどで使われているチケッターと、およそ同仕様の物を使っていると思われます。

裏側に書かれた、ボールペンによるチェックは、ファンクラブの「来場ポイント」を付与済みとした証。
こちらは球場へ入場後、場内の専用端末付近に居る係員へファンクラブ会員証とチケットを提示した際、記入の処理を受けます。

No.46 東京都交通局 交通系ICカード チャージ代金領収書・利用履歴(浅草線20駅)

No.36の記事にて、東京メトロの全駅乗降・交通系ICカードのチャージが完了したことを書きました。
今回からは、東京のもうひとつの地下鉄である、都営地下鉄を乗り降りすることにしました。

新シリーズの第1弾は浅草線です。

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浅草線には、全部で20の駅があります。
このうち、いちばん東側に位置する押上駅は、前回の記事の通り、京成電鉄の管轄です。

都営地下鉄の券売機は、どういうわけか、いろいろな色をしたものが並んでいるケースを、よく見掛けます。
機種の違いなのでしょうけど、更新時期などによって違ったりするのでしょうか? よく分かりませんが。

しかし、今回は同じ種類の券売機を選んだわけではないのに、領収書は完全に同一のフォーマットでした。
東京メトロの場合は、機種によって細かい違いがありますが、これは意外でした。

最後に、戸越駅の券売機の様子を、こちらに貼っておきます。
駅によっては、もっと多種の券売機が見られます。

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No.45 東京都交通局・京成電鉄 乗車券(押上駅)

都営浅草線・京成押上線押上駅は、京成電鉄管轄の駅で、配置されている駅員も、当然ながら京成社員です。
以前、小竹向原駅東京メトロ管轄)発行の西武鉄道の乗車券を紹介しましたが、乗車券発売に関して、これと同様の事象がみられます。

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京成電鉄の券売機で都営線の乗車券を購入すると、同社向けの地紋(とは言っても、関東各社で使われているものと同じ)で、都営線の乗車券が出てきます。
しかし、乗車券のフォーマット自体は、都営線のものと同様です。

小竹向原と大きく違うのは、都営線用の券売機があることです。

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まぁ、言ってしまえば、ごく普通の都営線のきっぷです(笑)。
しかし、こちらの券売機では、交通系ICカードへのチャージは出来ません。
チャージを行う場合は、京成電鉄の券売機を利用する必要があります。

参考までに、京成電鉄のごくノーマルな乗車券は、こちらです。

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都営線のものとは違い、ひとつの機械から2つのフォーマットできっぷが出てくることが分かります。

さて、さらに細かいことを、3つのきっぷの中で、比べてみましょう。

《京成の券売機で買った都営・京成の乗車券》は、日付が西暦で印字されているのに対し、《都営の券売機で買った都営のきっぷ》は和暦での表示です。
また、《京成の券売機で買った京成の乗車券》《都営の券売機で買った都営の乗車券》は、発売時刻が印字されますが、《京成の券売機で買った都営の乗車券》にはありません。

なお、都営線の券売機では、ICカードのチャージが出来ないだけでなく、領収書の発行も出来ないようです。

No.44 東京都交通局 「都営まるごときっぷ」(券売機券)

1つの鉄道会社などで利用可能な、いわゆる『1日乗車券』は、路線網の規模にかかわらず、全国津々浦々で発売されています。
今回は、東京都交通局のほぼ全路線で利用できる、『都営まるごときっぷ』を利用しました。

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地下鉄の駅券売機で購入すると、こちらのデザインの券面。
以前は、地下鉄車両などがデザインされた、カード式乗車券でしたが、今回は東京都のマークだけが描かれたもの。
シンプルなのは悪くないですが、ちょっとあっさりしすぎているような…。

このきっぷは、都営地下鉄・都バス(青梅地区を含む)・都電及び日暮里・舎人ライナーで利用可能です。
地下鉄車両のデザインだと、『地下鉄1日乗車券』と誤認される可能性があるから、デザインを変更したのかもしれません。
(※あくまで推測です)

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【追記 2018,1,22】

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2018,1,16に、日暮里・舎人ライナー全駅下車のため、またまた利用しました。

No.43 東急電鉄 交通系ICカード チャージ代金領収書(チャージ専用機)

関東圏の私鉄各社などで利用可能な、交通系ICカードPASMO』。
デビューと同時にSuicaとの相互利用を開始し、早くも10年以上が経ちました。

ICカード乗車券の普及に伴い、近年ではきっぷの券売機の数が減り、代わりに『チャージ専用機』が設置されるケースが増えています。
きっぷの券売機でもチャージ自体は可能で、小銭によるチャージ、また10円単位でのチャージも普及しつつあります。

しかしチャージ専用機では、大半の会社では、紙幣によるチャージにしか対応していません。
そんななかで、きっぷの券売機と同様、10円単位でのチャージが可能な、大手私鉄の会社があります。

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東京と神奈川に路線網を持つ、東急電鉄です。
チャージ専用機なので、きっぷの用紙が入っていないため、チャージ代金の領収書は、感熱紙のレシート状のものです。

内容を観察してみましょう。

冒頭の『領収書』という文字以外は、全角・半角の違いを除けば、全ての文字が同じ大きさです。
駅名も日付も日時も、一番大切な金額の表示も、同じサイズの小さな文字での印字です。
きっぷの券売機で発券されるものと、全く同じ性質のもののはずですが、ここまで姿が違うのも、また変なものだと感じました。