きっぷうりば。

小さなお出掛けから、大きな旅まで。使った切符やチケット、コレクションなどの画像を展示していきます。

No.65 伊予鉄道 郊外線 鉄道・バス連絡乗車券(券売機購入)

松山遠征シリーズ、まだしばらく続きます。

今回、現地での移動は、伊予鉄道伊予鉄バスがメインでした。
フリーきっぷをガッツリと使うため、郊外電車も少し乗り回しました。
(※昨年の遠征にて、鉄道全線は乗っていますけれど。)

そんな中で、昨年も訪れた駅に、今年も写真を撮りに行きました。

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高浜線梅津寺駅。

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駅のすぐ目の前は海。
晴れていれば、夕陽がとてもキレイに眺められます。

…というのはさておき。
伊予鉄道郊外電車各駅の券売機で売られる、ごくノーマルな乗車券を購入してみました。

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片道乗車券。
大手私鉄のような多機能型券売機ではなく、食堂にある食券機に近いタイプの券売機なので、乗車券の仕様も、どことなくそれっぽさを感じさせます。
領収書の仕様なんて、まさに食券機そのものじゃないですか。「箱根そば」そっくり(笑)。

デザインは非常にスッキリしていて、重要な内容の部分の文字は大きく、それ以外は小さく…。
視認性には優れていると思います。

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高浜線の終点・高浜駅では、ほとんどの列車が松山観光港ゆきのバスと接続しており、その連絡乗車券も各駅で発売しています。
バスの運賃は大人100円で、鉄道線の運賃を無割引で合算した額で発売されます。

このバス連絡乗車券の特徴としては、発着駅名が白抜きで表示されていることと、乗車券上部の黒い2本線です。
高浜駅の係員、またはバスの運転士に分かりやすくするためでしょうか。

フリーきっぷ利用日の翌日、松山観光港まで足を伸ばしました。
そしたら何と! 鉄道の駅にあるのと、全く同じ券売機が、高浜駅ゆき連絡バスの乗り場にあるじゃないですか!

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ここまでくると、この松山観光港連絡バスの位置付けって、鉄道路線の一部という気さえします。

さて、高浜駅の券売機では、バス単独の乗車券は発売していませんが、ここではそれが売られています。
(※松山観光港→(小)50円区間のもの)
そして当然ながら、梅津寺駅以遠郊外電車各駅への連絡乗車券も発売されています。

それぞれ、字体は若干違いますが、基本的なフォーマットは同じです。
少し違うのは、鉄道連絡乗車券のフォーマットで、特に目立つ黒の2本線がありません。
発駅となる松山観光港は白抜きで表示され、その先は駅名指定ではなく、バス+鉄道の合計運賃が黒字で表記されています。
やはり白抜き表示があることで、通常の乗車券とは性質が異なることを、パッと見た目で分かるようにしているようです。

ちなみに、松山観光港バス乗り場で購入したものは、発行所が高浜駅となっています。
各地の空港に東京モノレールの券売機があるように、ここは「松山観光港」の表示でもいい気がしますがねー。