きっぷうりば。

小さなお出掛けから、大きな旅まで。使った切符やチケット、コレクションなどの画像を展示していきます。

No.62 伊予鉄道 市内線 のりかえ券(城南線)

日本の各地を走る、路面電車
市営交通だったり、私鉄だったりという違いはありますが、均一運賃で乗車できる都市が多いと思います。
また、路線網については、東京(都電)や岡山・熊本のように単純なものから、長崎・松山など多くの路線を持つところもあります。

路線網が複雑になると、何処へでも1乗車で行けるとは限りません。
そうなると、必然的に発生するのが、乗り換えです。

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今回紹介する伊予鉄道市内線は、何処まで乗っても均一運賃は160円。
松山市駅道後温泉駅においては、比較的多くの系統が運行されていますが、それでも目的地まで、必ず1本で行けるとは限りません。

今回利用したのは、道後温泉~上一万~清水町というルート。
道後温泉駅から環状線城北方面へは、直接向かえる系統がないので、上一万駅で乗り換えになります。
運賃を支払い、運転士に乗り換えることを告げると、この券を渡されました。

この券の場合は、太線区間から細線区間への乗り継ぎに使用できるもので、注意事項にもあるように、直近の乗り継ぎ列車に限り有効です。
また、南堀端駅のところに、太線区間内にもかかわらず左矢印があるのは、松山市駅から本町線(路線図で言うと西堀端から本町六丁目の間)へ乗り継ぐことを想定したもの。

あと、お節介かもしれませんが…。
注意事項の3つめ、「本件を不正に…」という文言は、「本券」の誤りのような気もしますが…(^^;