きっぷうりば。

小さなお出掛けから、大きな旅まで。使った切符やチケット、コレクションなどの画像を展示していきます。

No.123 【冬旅2018】肥薩おれんじ鉄道「おれんじ18フリーきっぷ」

旅の4日目、熊本電鉄熊本市電乗りつぶしを終えた後は、鹿児島までひたすら南下します。
JRの普通列車のみの行程だと、八代から肥薩線に乗る必要がありますが、列車本数が少ない上に時間がかかります。

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そんなわけで、海寄りの肥薩おれんじ鉄道に乗ることにしました。
ちょうどいいタイミングで、八代から川内まで、乗り換えなしの直通列車もありました。

肥薩おれんじ鉄道では、JRの青春18きっぷの利用期間中、この「おれんじ18フリーきっぷ」を発売しています。
有人駅の窓口にて、当日の入𨦇が為された青春18きっぷを提示した場合に限り、発売してもらえます。
今回は、JRからの乗り換え時間が10分あまりでしたが、十分間に合いました。

さて、この区間の普通運賃は2620円ですが、このフリーきっぷの発売額は2060円。
元々はJR鹿児島本線区間だったことも影響しているのか、片道を乗り通すだけでも、こちらを利用した方が安上がりになります。

でほ、券面を見ていきましょう。

まず、メインの画像ですが、上田浦駅付近(少なくとも、日奈久温泉~肥後田浦の間)だったと思います。
乗車中に確認しようと頑張っていましたし、確か確認したはずなのですが、乗車から2ヶ月経ってしまい、記憶が飛びました(爆)。

有効日と発行日は必ず同じになりますが、日付の押印欄は2つあり、共に同じゴム印を使用。
入𨦇印も押してもらいましたが、シンプルで小型なサイズです。
(※JR九州の検札印と似ている気がします)

車両画像の下が乗車券の部分という格好をしていますが、使用後も切り取られることはありません。
また、地紋には黄色い模様が描かれていますが、これは他の乗車券とも共通しています。
(※その他の券については、次の記事以降で紹介します)

個人的にいちばんの疑問なのが、

※「青春18きっぷ」ご提示の場合のみ発売いたします。

という一文、しかも2箇所に(笑)。
青春18きっぷを提示して、肥薩おれんじ鉄道係員に確認してもらい、お金を払った後に客側が目にする部分なのだから、これは要らないよなぁ…と。