きっぷうりば。

小さなお出掛けから、大きな旅まで。使った切符やチケット、コレクションなどの画像を展示していきます。

No.106 相模鉄道「創立100周年記念入場券セット」

昨年12月18日、神奈川県内のみを走る唯一の大手私鉄相模鉄道(相鉄)が、グループ創立100周年を迎えました。
以前、「100周年カウントダウン」の記念入場券を紹介しましたが、今回は正式に100周年を迎えた記念に、相鉄全25駅の入場券セットが発売されました。

各駅ごとの入場料金が150円で、全部で25駅なので、その合計は3750円。
今回の入場券セットは、豪華な台紙などが付きますが、売価は入場料金合計と同じ3750円。

発売日から6日ほど経った後、給料日を待って(笑)、海老名駅にて購入しました。

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商品が大きいので、デパートのような紙袋に入れてくれました。
カウントダウン入場券のように小型商品だと、裏側に“そうにゃん”が描かれたビニール袋に入れてくれますが、紙袋の裏面は白一色でした。

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豪華な台紙は、白いケースに収納されていました。
背表紙に貼られた券番号(シリアルナンバー)は1541番。
全駅で2000セットの発売ですが、海老名駅ではどれくらい売られて、何番目だったのでしょう?

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豪華な台紙は、基本色が「YOKOHAMA NAVY BLUE」で、おめでたい金色の題字。

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裏表紙には、社名ロゴを配置。

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台紙を開くと、全25駅の入場券と、“復刻記念券”が10駅分。

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こちらは、入場券の一例をアップにしたところ。
現役車両を中心に、昭和後期頃まで活躍した車両などが、各駅ごとにデザインされています。
地の色は白色で、日付は“ダッチングマシン風”の印刷ですが、カラー刷りを考慮すると、風情のある感じでないのは致し方ないか。

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復刻記念券は、かつて存在した駅名で、今回の入場券のデザインを真似て、入場券風に仕立てたもの。

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それぞれの券の裏。
各駅の入場券は、あくまで“普通入場券”なので、使用上の注意が書かれています。

また、これらの他に、付録的なものとして、こんなものが。

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「神中鉄道」時代の路線図。
相模川を渡り、現在の厚木市街地へ向かう連絡バスがあったんですねぇ…。

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昭和8年ごろの運賃表。
往復特定運賃などというのも、今の都会の鉄道じゃあ、なかなか考えられません。

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最後に、運賃表と同時期の時刻表。
上星川までは日中毎時3本、厚木中新田口(現在のJR・小田急厚木駅付近)までは同じく1本の運行だったようです。