きっぷうりば。

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No.45 東京都交通局・京成電鉄 乗車券(押上駅)

都営浅草線・京成押上線押上駅は、京成電鉄管轄の駅で、配置されている駅員も、当然ながら京成社員です。
以前、小竹向原駅東京メトロ管轄)発行の西武鉄道の乗車券を紹介しましたが、乗車券発売に関して、これと同様の事象がみられます。

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京成電鉄の券売機で都営線の乗車券を購入すると、同社向けの地紋(とは言っても、関東各社で使われているものと同じ)で、都営線の乗車券が出てきます。
しかし、乗車券のフォーマット自体は、都営線のものと同様です。

小竹向原と大きく違うのは、都営線用の券売機があることです。

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まぁ、言ってしまえば、ごく普通の都営線のきっぷです(笑)。
しかし、こちらの券売機では、交通系ICカードへのチャージは出来ません。
チャージを行う場合は、京成電鉄の券売機を利用する必要があります。

参考までに、京成電鉄のごくノーマルな乗車券は、こちらです。

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都営線のものとは違い、ひとつの機械から2つのフォーマットできっぷが出てくることが分かります。

さて、さらに細かいことを、3つのきっぷの中で、比べてみましょう。

《京成の券売機で買った都営・京成の乗車券》は、日付が西暦で印字されているのに対し、《都営の券売機で買った都営のきっぷ》は和暦での表示です。
また、《京成の券売機で買った京成の乗車券》《都営の券売機で買った都営の乗車券》は、発売時刻が印字されますが、《京成の券売機で買った都営の乗車券》にはありません。

なお、都営線の券売機では、ICカードのチャージが出来ないだけでなく、領収書の発行も出来ないようです。