No.30 相模鉄道 株主優待乗車証(無効印)
会社の株主には、株保有の特典として、様々な優待サービスが用意されています。
鉄道会社の場合、保有株数にもよりますが、株主優待の乗車券・割引券がメジャーなようです。
こちらは、相模鉄道(相鉄)の株主優待乗車証です。
半期ごとに券の色を変える会社が多い中で、相鉄は何故か、各期とも青い切符です。
私自身は株は保有していませんが、金券ショップで販売しているケースも多々見受けられます。
相鉄の場合、横浜周辺の金券ショップでは、大和までの普通回数券単価並みの金額(240円前後)で購入出来るケースが多いようです。
今回利用したのは、大和と横浜の間の往復。
相鉄の株主優待乗車証は、自動改札機の利用時に、ちょっとした特徴が出ます。
他社の場合、回数券と同様に、中央付近に「利用日・入場駅」が印字されるケースが多いですが、そ相鉄のものにはありません。
それどころか、往路で使った券(「無効/横浜」の印が捺してあるほう)は、左端に日付だけが入っています。
これ、実は、入場した大和駅の改札口の違いに、秘密が隠されています。
大和駅の改札口は2箇所あり、北側(小田急線鶴間駅寄り)の改札が相鉄の管轄。反対側が小田急の管轄。
相鉄側から入場すると、相鉄の他の駅同様、日付は印字されませんが、何故か小田急側だと日付が入ります。
(※余談ですが、小田急の株主優待乗車証の場合は、回数券と同様の印字が為されます。)
つまり、同欄に日付が入っているのを見れば、「大和駅の小田急側改札から入場した」のがバレるワケです(笑)。
さて、往復とも切符の持ち帰りを申し出ましたが、どちらもノーマルな無効印です。
以前、広報キャラクター『そうにゃん』のイラストが入った乗車記念(?)印を捺してもらった記憶があるのですが、あれはどこへ行ったのだろう…?
もし今後、その印が入手出来れば、記事を改めて紹介しようと思います。