きっぷうりば。

小さなお出掛けから、大きな旅まで。使った切符やチケット、コレクションなどの画像を展示していきます。

No.112 【冬旅2018】JR西日本宮島フェリー 乗車券(券売機発行)

宮島へ渡るフェリー会社は、前回紹介した宮島松大汽船と、もう1社がこちら、JR西日本宮島フェリーです。
その名の通り、JR西日本の完全子会社です。

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宮島口桟橋の券売機では、2種類の乗車券を発売しています。

一方は片道乗車券(左)。
JR各社の乗車券に似せたフォーマットで、金額欄は到着地の表示になっています。
当然ながら、宮島口桟橋から行くことが出来る目的地は、宮島桟橋しかないですからね。

もう一方は(連絡)往復乗車券(右)。
こちらは、JR各社の近距離用券売機で買う往復乗車券と、全く同じフォーマットです。
券種が「連絡往復乗車券」となっていますが、広島近郊の各駅から宮島桟橋への往復券を買うと、この表示になっているのでしょうかね?
おそらく、それをそのまま流用したのだと思われます。

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さて、続いては、宮島桟橋で購入した乗車券。
宮島松大汽船と同じく、こちら側では往復券は発売していません。

上のきっぷは、宮島口桟橋で買ったものと同じ、片道乗車券です。

下のきっぷは、宮島口桟橋・駅を経由して、JR西日本の広島近郊各駅への乗車券。
券売機では、宮島口駅から100km以内の各駅までしか買えませんが、JR各社・全駅と連絡運輸を取り扱っていたような、そうでないような(;^_^A

ちなみに各券とも、乗車券の地紋はJR西日本と同じもの。
券売機の機種も、おそらくJR西日本と同一ではないかと思われます。

それにしても、船なのに“乗車券”って、何だか変ですねぇ…。

No.111 【冬旅2018】宮島松大汽船 乗船券

今回の旅での宮島への往復は、往路・復路ともに“宮島松大汽船”のフェリーを利用しました。
まぁ、広島電鉄とセットのきっぷだったからですが…。

JRのフェリーを利用した際、きっぷを買ったりしたことはありましたが、こちらの利用は初めて。
きっぷを買う必要はなかったわけですが、記念に購入しておきました。

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宮島口桟橋では、券売機の種類が2種類ありました。
機種が違うとかではなく、その用途が違うのです。

1種類が片道・往復券用、もう1種類が往復券用でした。(※確かw)

片道・往復券用の券売機で片道券を購入したところ、緑色の券で乗船券が出てきました。
1つの機械だから、こちらで往復券を買っても、同じ色でしょうね。
往復券用の券売機を利用したら、今度はピンク色の券が…。
さらに、宮島桟橋では片道券用の券売機しかありませんが、こちらは青色の券でした。

それぞれ決まった色の券が使われているのか、特に決まりがないのか、または他に色のバリエーションがあるのか…。
そこまでは考えすぎかもしれませんが、長期にわたって検証してみたくなりました(笑)。

きっぷのほうをよく見てみると、宮島口桟橋発行のものと宮島桟橋発行のものでは、「小人」の表記が違ったり、金額の字体が異なっています。
そして、片道で2日間有効、往復なら4日間有効というのも、なかなか見聞きしないですよね。

色々な意味で、謎多き会社だと感じました。

No.110 【冬旅2018】広島観光開発(宮島ロープウエー) 割引往復乗車券

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西日本の旅・2日目、宮島へ渡って厳島神社での初詣のあとは、弥山(みせん)へ登ることにしました。

弥山は宮島の最高峰であり、その標高は550m。
山頂には展望台があり、広島の市街地や瀬戸内海はもちろん、スッキリ晴れると四国まで見渡せるようです。

そんな弥山へ登るには、徒歩の登山道もありますが、人気が高いのがロープウエー。
広島観光開発という会社が運営しているようで、山麓の紅葉谷駅から、乗り換えの榧谷(かやたに)駅を経て、山頂に近い獅子岩駅に至る路線です。
宮島桟橋から紅葉谷駅へは徒歩20分、獅子岩駅から弥山山頂へは徒歩30分ほどで到達することが出来ます。

と、地理的なお話はここまでにしまして。

今回利用した割引往復乗車券は、往路・復路で、それぞれ乗車改札のときに切り離されます。
残った半券は手元に残るので、観光施設の入場券みたいですね。
そちらの半券部分は、表側に各駅間を結ぶロープウエーの写真が、裏面には弥山山頂から眺めた瀬戸内海の絵図が描いてありました。

乗車券部分の地紋は、社紋でしょうか?
割引運賃を示す「●割」が、目立つように書かれています。

最後に、せっかくなので、弥山山頂からの眺望(廿日市市広島市方面)を…。

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No.109 【冬旅2018】広島電鉄・宮島松大汽船「一日乗車乗船券」

あけましておめでとうございます(笑)。
(内容的に。笑)

昨年の大晦日に広島へ飛び、翌日(2018年元日)は厳島神社への初詣が主目的です。
JRで行くことも出来ますが、広島電鉄乗りつぶしもしたかったので、今回はこの「一日乗車乗船券」を使いました。

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車内発売の他、広島電鉄の案内所や市内のホテルなどで購入できます。
(※詳細については、同社Webサイトを参照ください)
今回は、利用前日のうちに、広島駅電停の電車案内所にて購入しました。

広島電鉄の電車全路線と宮島松大汽船(宮島口~宮島)に、1日乗り放題となります。
広島市内(電車均一運賃エリア)から宮島へ渡るだけでも、充分に元がとれます。

そして、このきっぷの嬉しい特典は、宮島ロープウエーの運賃割引と、その利用者限定の広島みやげ!(の割引)

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宮島ロープウエーの紅葉谷駅窓口で、このきっぷを提示すると、ロープウエーの往復運賃が1800円から1350円に割引。
(このロープウエー乗車券は、後日記事にします)
この利用の証として、券面にあるこの欄に、モミジのスタンプを捺してくれます。

そして、これをもとに、宮島口桟橋前にある「宮島口もみじ本陣」案内所で提示すると、今度はお土産のもみじ饅頭(3個)と、もみじ本陣で利用できる買い物5%割引券が貰えるのです。
このもみじ饅頭のパッケージが凝っていて…と、画像がスマホ内になかったので、後日、パソコンから追記しようと思います。

No.108 【冬旅2018】春秋航空日本(スプリング・ジャパン) 搭乗券

成田空港へ着いて、利用した航空会社は、春秋航空日本でした。
昨年5月、広島発成田ゆきに乗って以来の利用でした。

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2往復運航(※今年1月中旬からは、1往復に変更)のうち午後の便、通路側の席です。
券面に関するコメントは、5月に利用したときのものをご覧下さい。

さて、搭乗券の裏には、何やらシールを貼られましたよ?
同社の国内線(※今回利用した運賃の場合)は、手荷物は15kgまで無料ですが、機内持ち込みが可能なのは5kgまで。
2つの荷物のうち片方がこの制限に引っ掛かったため、預けることになってしまいまして…。
他社で云うところの、「手荷物引き換え証」のようなものですね。
ただ、個人の責任で番号等を照合する為だけに使われ、同社職員や到着空港職員への提示は、一切不要でした。

どうでもいいですが、広島空港の着陸10~15分前、今までに経験したことないくらいに機体が揺れ、正直怖かったです…。

No.107 【冬旅2018】JR東日本 普通列車用グリーン券(ホリデー料金/マルス発券)

この年末年始に、5泊6日の日程で、西日本を旅してきました。
メインの目的は、青春18きっぷでの乗りつぶし(JR以外を含めて)や、厳島神社での初詣でした。

「冬旅2018」と銘打ったこの旅行でも、もちろんたくさんのきっぷにお世話になりました。
そんなわけで、今回から35回(※予定)に渡って(!!)、様々なきっぷを紹介していこうと思います。

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出発日は、大晦日でした。
横須賀線から直通の成田空港ゆきで、成田空港をめざします。

移動当日、横浜駅であまり時間がなかったので、今回は相模線・海老名駅で、前もって普通グリーン券を購入しておきました。

「東C」は、JR東日本系列のクレジットカード“ビューカード”で購入したことを示します。
また「ホリデー」の文字は、平日より割安な「ホリデー料金」を適用していることを示し、土日祝日・年末年始などが適用期間となっています。

 空港第2ビル
(成田第2第3)

という表記は、副駅名を表しています。
正式には、「成田第2・第3ターミナル」という副駅名ですが、マルス仕様の券では、駅名欄の1行文字数が8文字までという制限があるので、この略称になっています。

No.106 相模鉄道「創立100周年記念入場券セット」

昨年12月18日、神奈川県内のみを走る唯一の大手私鉄相模鉄道(相鉄)が、グループ創立100周年を迎えました。
以前、「100周年カウントダウン」の記念入場券を紹介しましたが、今回は正式に100周年を迎えた記念に、相鉄全25駅の入場券セットが発売されました。

各駅ごとの入場料金が150円で、全部で25駅なので、その合計は3750円。
今回の入場券セットは、豪華な台紙などが付きますが、売価は入場料金合計と同じ3750円。

発売日から6日ほど経った後、給料日を待って(笑)、海老名駅にて購入しました。

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商品が大きいので、デパートのような紙袋に入れてくれました。
カウントダウン入場券のように小型商品だと、裏側に“そうにゃん”が描かれたビニール袋に入れてくれますが、紙袋の裏面は白一色でした。

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豪華な台紙は、白いケースに収納されていました。
背表紙に貼られた券番号(シリアルナンバー)は1541番。
全駅で2000セットの発売ですが、海老名駅ではどれくらい売られて、何番目だったのでしょう?

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豪華な台紙は、基本色が「YOKOHAMA NAVY BLUE」で、おめでたい金色の題字。

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裏表紙には、社名ロゴを配置。

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台紙を開くと、全25駅の入場券と、“復刻記念券”が10駅分。

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こちらは、入場券の一例をアップにしたところ。
現役車両を中心に、昭和後期頃まで活躍した車両などが、各駅ごとにデザインされています。
地の色は白色で、日付は“ダッチングマシン風”の印刷ですが、カラー刷りを考慮すると、風情のある感じでないのは致し方ないか。

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復刻記念券は、かつて存在した駅名で、今回の入場券のデザインを真似て、入場券風に仕立てたもの。

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それぞれの券の裏。
各駅の入場券は、あくまで“普通入場券”なので、使用上の注意が書かれています。

また、これらの他に、付録的なものとして、こんなものが。

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「神中鉄道」時代の路線図。
相模川を渡り、現在の厚木市街地へ向かう連絡バスがあったんですねぇ…。

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昭和8年ごろの運賃表。
往復特定運賃などというのも、今の都会の鉄道じゃあ、なかなか考えられません。

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最後に、運賃表と同時期の時刻表。
上星川までは日中毎時3本、厚木中新田口(現在のJR・小田急厚木駅付近)までは同じく1本の運行だったようです。